在外公館で旅券及び証明を申請する際の戸籍謄(抄)本の提出について

令和7年3月17日
1 令和7年3月24日(月曜日)午前0時から、外務省と法務省間で戸籍情報のシステム連携が開始されます。

2 これにより、旅券及び身分事項に関する証明等の戸籍謄本(証明については戸籍抄本も可)の提出を必要とする申請(例:パスポートの新規申請や婚姻証明など)において、申請者が「戸籍電子証明書提供用識別符号」(以下「符号」)を在外公館窓口に提示することにより、在外公館側で戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することが可能となるため、紙の戸籍謄(抄)本の提出が不要になります。

※符号は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3か月)です。マイナポータル上(無料)又は市町村窓口(有料)で取得できます。「符号」の取得に関する詳細は市町村のHP等でご確認ください。

※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、以下のサイトに公開される予定です(3月24日予定)。
https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html

3 「在留届オンライン(ORRネット)」から旅券及び証明のオンライン申請をする場合は、あらかじめ取得した符号を申請画面で入力することにより、戸籍電子証明書をオンラインで提出できます。また、窓口申請においても、「符号」の提示が可能です。
 
 戸籍電子証明書は、在留証明書や、外国当局・機関への提出用として、フランス語または英語での出生証明書、婚姻証明書など、証明書の申請でも使用できるようになっております。
 しかしながら、スイスにおいては、戸籍の登録(婚姻、出生など)や在留資格を取得する際、在外公館で発行した証明書と共に、同証明書の基となったアポティーユを付した戸籍謄本の提出が戸籍役場より求められており、アポスティーユ付き戸籍謄本の原本がないと証明書を受け付けてもらえないシステムとなっております。従いまして、スイスでの証明書の申請につきましては戸籍電子証明書提供用識別符号ではなく、アポスティーユを付した紙媒体の戸籍謄本をご提示ください

(参考)
●旅券のオンライン申請
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004039.html

●証明のオンライン申請
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page23_004157.html

(お問合せ)
在ジュネーブ領事事務所
電 話:+41-(0)22-716-9900
メール:consulate@br.mofa.go.jp
住 所:82, rue de Lausanne, 1202 GENEVE, SUISSE